2006年3月モントレゾー作成
FancyPinkDiamondsの色とは

ダイヤモンドは無色なものだけではなくイエロー、ブラウン、ブラック、オレンジ、ピンク、ブルー、グリーン、などなどとってもバラエティーに富んでいます。比較的、イエロー、ブラウンは一般的に見られるファンシーカラーダイヤモンドです(綺麗なカラーダイヤモンドには“ファンシー”FANCY”がつきます)。とても珍しいのはレッド,ブルー,グリーン,パープルです。ピンクもレッドほどではないですがやはり珍しいダイヤです。
通常ファンシーカラーダイヤは無色なダイヤよりも小さくクラリティーもVSは珍しく、殆どI~SIです。
カットも色を最大限に引き出すためにファンシーカットが多いです。ラウンドブリリアントは色の良さがけされがち。なので海外ではあまりラウンドは好まれていません。

ファンシーカラーダイヤモンドは透明なダイヤと同じようにソーティングで「カラー、クラリティー、キャラット」を使いますが、特に重要なのは主なる色、色の系統、色の明度です。色の期限は「天然」と表記。
主な色は“PINK”、2番目に見られる色は“~ISH”で表現される。「PURPLISH PINK」パープル系のピンクダイヤ。
“BROWN PINK”など色の名詞が重なる場合はブラウンの色もあるピンクダイヤとなる。最後尾についた色がより強く出でいる色である.色の表記は他にもいろいろあります。

重要なのは、お客様が綺麗だと思われる色が一番よく、鑑定機関の色表記は参考であり、惑わされないことです


色の明度はGIAでは9種類に分けられる。   ピンクの主要な色は
Faint                      Pink
Very Light                    Purplish pink
Light                        Orangy pink
Fancy Light                     Brownish pink
Fancy
Fancy Dark
Fancy Intense
Fancy Deep
Fancy Vivid

オーストラリアのアーガイル鉱山はピンクダイヤモンドの世界最大の産地です。アフリカ、インド、ブラジルでも多少産出されるがピンクの色の系統が異なります。アーガイル産はとっても鮮やかで綺麗です。ただカーボンなどのインクルージョンが多い。
アフリカ産のピンクはピーチ系ピンクという感じでやさしい色のピンクが多いですがVVSクラス、大きめctがあります。


下記図はアーガイル鉱山のある場所です(オーストラリア・イーストキンバリー地区より離れたところに位置-パース北東2200km)。アーガイル社はパースにあります。

参考文献
「Argyle Diamonds」〈http://www.argylediamonds.com.au/homepage.asp〉(2006/03/20アクセス)


                                                     
2009年1月モントレゾー作成

ピンクダイヤモンドの色の発生要因は地質学の神秘で覆われている
 
ピンクダイヤモンドはアーガイル鉱山年間生産量の0.01%。他にもイエロー、ブラウン、グリーン、ブルー、など少なくとも1万色はカラーダイヤモンドが採掘されます。

ピンクダイヤモンドが不足する要因は、自然にダイヤモンドに色を付けるのに必要である物理的状態がめったに起こらない為です。この過程はいまだ神秘のベールで覆われており、地質学者はあえて説明をつけくわえることが出来るだけです。

一般的な見解では、このダイヤモンドのピンク色はダイヤモンドが地球のマントルでの形成後または、ダイヤモンドが地球の表面への上昇の間、ダイヤモンドの分子構造の歪みによって作られたとされている。(塑性変形―plastic deformation と言われる)その構造上の歪み具合は光を反射させ、その結果として色に影響を与える。

塑性変形(そせいへんけい) plastic deformation
固体材料が力を受けて変形するとき、力がある限度より小さい場合は力を取り去ると完全に元の形に戻る。この範囲を弾性範囲というが、この範囲を超えて変形を与えると、力を除去しても元の形に回復しなくなる。この変形を塑性変形といい、多くの金属材料では層状のすべりによって塑性変形する。これは、粘土に力を加えて変形させたとき、その形が保たれるのと同種のもので、金属材料の加工で切ったり削ったりすることなく、押したりたたいたりして目的の形にする塑性加工は、固体材料の塑性変形能を利用したものである。

参考文献
上記はRioTinto発行の「Review December2008」を要訳したものです。
*RioTintoは世界有数の鉱山会社でアーガイルの親会社。



世界最大のファンシー・ビビッド・ピンク・ダイヤモンド

シュタインメッツグループが所有しているシュタインメッツピンクはアフリカ南部で発見された世界最大のファンシービビッドピンクダイヤモンドです。GIAにて59.60ct、ファンシービビッドピンク、IF。20ヶ月以上かけてカットしたそうです。
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