Pink Tender-選ばれた業者のみのピンクダイヤモンドのオークション
1985年から毎年、特に際立つピンクダイヤモンドは“tenders(テンダー)”と呼ばれるスペシャルオークションにて個別に入札される。世界の主要な選ばれたダイヤモンド業者のみに参加は許され、パース、ニューヨーク、ロンドン、香港、東京、シドニーにて発表される。業者にはオークション用特別カタログが送られる。
オークションで売られるピンクダイヤモンドは平均1CTで、毎年40~50CT売られます。価格は1CTあたりUS$100,000以上!!
アーガイルについて
アーガイル鉱山は、イーストキンバリー地区より離れたところに位置する(近隣の町-クヌヌルの南西約190km、西オーストラリアの州都-パースより北東2,200km)。産出されたダイヤモンドのソーティング、研磨、販売などを行う本社は、州都パースにある。
このアーガイル鉱山のある場所は先住民にとって身体的・精神的故郷である。
また旅人にとっても世界でも有数の全て見渡せる広大な大地、奇怪な岩々、目の覚めるような自然色を堪能できる場所である。
Ⅰ オーストラリアのダイヤモンド鉱山---アーガイルの歴史
西オーストラリア州北東部にキンバリー地塊と呼ばれる、21~14億年前にできた古い地層が広がっています。その地塊の中にアーガイル鉱山という露天掘りのダイヤモンド鉱山があります。(クヌヌルからセスナ機などでめぐるツアー見学があります。広大な露天掘りを見にぜひ訪れてみたらいかがでしょう-いつもとは違う魅力ある海外旅行になる事でしょう。ダイヤモンドの展示も見られるみたいです。)
オーストラリアで唯一生産性のあるダイヤモンド鉱山、また機械化が進んでいる鉱山でもある。
l 1890年代にPibara地区にてダイヤモンドは見られていたが主要な鉱脈はなかった。
地質学者たちは、オーストラリアにダイヤモンド鉱脈があるのはわかっていた。
l それから数十年後、1972年にKimberley地区にそれらしき場所を確信した。合弁企業が組織され、それからまた7年もの間、鉱脈を探し続けた。
● 1977年にはDerby近郊のEllendaleにダイヤモンドに由来するキンバーライト鉱脈を発見はしたが、採算が合う鉱脈ではなかった。だがこの事は次への希望へとつながった。
●1979年10月2日、ついに世界でも有数のダイヤモンド鉱山となるアーガイルダイヤモンド鉱脈に辿りついた。それはアーガイル湖のダム近くのSmokeCreekにていくつかダイヤモンド原石を発見し、そのコース沿いにダイヤモンドを発見したことによる。
●そして1982年に鉱山建設に踏み切った。
● 1983年、鉱山建設が始まり、
● 1985年開鉱となった。
Ⅱアーガイル鉱山の特徴
少し専門的なことですが、ダイヤモンドはキンバーライトという火山岩から産出しますが、アーガイル鉱山はランプロライトという火山岩から産出し、これはまれな事でもあります。ランプロライトとキンバーライトのマグマは、地下深くのマントルが溶けることによってできるという共通点があります。キンバーライトのマグマには二酸化炭素がたくさん含まれますが、ランプロライトのマグマにはほとんど含まれません。
アーガイル鉱脈は直線に掘られ、露天掘りで砂鉱床採鉱であった。2008年以降地下採鉱へ移行。
Ⅲアーガイル社の社会的貢献
アーガイル社は西オーストラリア経済に多くの職や輸出によるドルの保有などを通し多大なる貢献をしています。
雇用数は多いときで800人程で、多くはクヌヌラ近郊の鉱山またはパースのオフィスにて働く。鉱山は2週間交代のシフト制で運営され、常時アーガイルヴィレッジには300人程の社員がいます。宿泊施設は整っており、すべてのレクリエーション施設があります。
設立当初からアーガイルは全ての地域を通して世界クラスの雇用機会の提供をし続け、転職者も受け入れている。
雇用機会に対し平等であり、アボリジニの人々にも雇用機会を提供しており、またその促進の為の多岐に渡るプログラムを提供している。
*アーガイル鉱山は2009年現在、世界的不況の影響を受け採掘減少しています。そのためピンクダイヤモンドが不足、価格高になっています。
参考文献
*『THE PINK DIAMOND TENDER 2005』 2005年版 ARGYLE DIAMONDS
*『RIO TINTO DIAMONDS ANNUAL REVIEW 2006』RIO TINTO DIAMONDS
*「The Australian Diamond Industry 」
<http://www.costellos.com.au/diamonds/industry.html> (2006/03/14アクセス)
* 「自然科学のとびら5巻4号-生命の星・地球博物館 」<http://nh.kanagawa-museum.jp/tobira/5-4/yamashita.hml> (2006/03/15アクセス)
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